骨粗鬆症の治療
骨粗鬆症とは、骨密度が低下、骨質が悪化し、骨がもろくなる病気で、背中が曲がったり、痛みや骨折が起こることがあります。
これによって、寝たきりにつながることも多く、早期に治療することが大切です。
原因としては主に加齢ですが、特に女性に多く見られることが知られています。
これは閉経後、女性ホルモンが低下することにより骨量が減少するためで、閉経後、大半の女性は骨粗しょう症になるため注意が必要です。
また、やせすぎ、栄養不足、運動不足、ステロイドの長期使用なども骨粗しょう症の原因となるため若くても治療が必要なケースもあります。
治療
性別や進行度によって使用する薬は様々ですが、内服による治療と注射による治療があります。
内服薬にはビタミンDなど骨を作る材料を補充するものと、骨を壊す細胞の働きを弱めるものがあります。
注射には、骨を壊す細胞の働きを弱めるものと、ホルモンに作用して骨を作る細胞を活発にするものがあります。
それぞれに特徴があり使用法や合併症も異なるため、状態に応じてどの治療を選択するかご相談して進めていきます。
また、食事療法、運動療法も必要であり、これらの指導も行います。